さくらともみじが天命を全うしてからは、犬を飼うことはなく、ボランティア活動の保護犬を預かっては、新しい家族に迎えられるのを見送っていました。
さすがにパグは預かるのがしんどかったので、フレンチブルドックやシーズー、狆などのワンちゃん達でした。
かえでとの出会いは突然でした。
フレンチブルドックさんが無事、新しい家族迎えられて数日後にブリーダーから
助け出されたパグ達のなかで1匹預かることになったのですが。
当日、病院に行くと事前に伝えられていた子ではない子を預かることになったのです。
私は仕事で同行できなかったのですが、妻迎えに行き自宅に戻ってきて対面したのですが、「写真と違くない?」っと思ったのを今でも思い出します。
それが後の「かえで」になります。
もうワンちゃんを飼う気はなかったのですが、私たちにはかえでの仕草が、先代さくらの面影があり、保護犬として新しい家族に引き取られるのを待つのがもどかしくなっていたのでしょう。
実家に連れて行った時に先代さくらと同じく、家に入るとすぐにキッチンに向かって走っていった行動で決心しました。
生まれ変わりなのか?!(笑)
運命を感じて迎え入れましたが、幸せな時間は短かったです。
わずか2年。
かえでは、助け出されるまでに10年も掛かっていました。
すべての歯が無くなるくらい頑張って出産を繰り返してきたのに。
ありがとう、かえで。
また会おうね。